モテる男の絶対条件「色気」。しかし、色気を出すために何をすべきかはあまり知られていません。ハンパな知識で「色気のある男」を気取っていると、周囲から「イタい人」扱いされてしまうなんてことも…。
色っぽさはどこからくるのか、セクシーな色気の出し方やNG行為などを押さえて、色気ムンムンのモテ男を目指しましょう!
目次
セクシーと感じる色気のある男とは?
男の色気は見た目からも内面からも醸し出されます。
パッと見で「色っぽいな」と思わせる人もいれば、ふとした言動や行動から色気を感じさせる人もいるのです。
見た目・内面の両方で共通する大切なこと…それが「細やかさ」です。
色気のある男は一見無造作に思えるファッションスタイルでも、実は細部まで気を配って自己プロデュースしています。
色男として知られるセルジュ・ゲンスブール(フランスを代表する歌手、映画監督、俳優 etc…多才に活躍)自分の無精ひげを常に2ミリに保つため、シェーバーを特注して毎朝手入れにいそしんでいたのだとか。
彼独特の崩しのファッションも魅力の一つでした。
ファッションだけではなく、相手に負担を感じさせない気遣いも色っぽい男の特徴。
レディーファーストを徹底したりさりげなく相手の要求に反応したりする男性に、女性は色気を感じます。
押しつけがましくならないよう、あくまで「さりげない感じ」を演出する細やかさが必要です。
色っぽい男の見た目
「セクシー」「色気」というつかみどころのないスキルをものにするには、まずはかたちから入ってみるのも一つの手です。
ここでは色っぽい男の外面の特徴を紹介します。
髪型
髪は常にセットされた状態に保っておきましょう。とはいっても必要以上に個性的な髪型にキメる必要はありません。
大切なのは「清潔感」。セットがどうしても面倒に感じてしまう人にはお手入れのカンタンな短髪がおすすめです。
美容師さんに「セットしやすい髪形にしてください」と相談してみるのもいいでしょう。
メンズファッションアドバイザーであるMBさんの名言に「おしゃれとは誰かを想うことで成立する他人目線の極み」という言葉があります。
自分の個性を無理に押し出すのではなく、相手に不快感を与えない髪形を心掛けるのが「色気のある男」の鉄則です。
手
爪を適度に切りそろえておくことで清潔感が出て、「男の手」が持つ魅力を最大限に発揮できます。
毎日「爪が伸びすぎていないか」チェックする習慣をつけておきましょう。
また、ハンドクリームを利用して肌質を整えておくのもおすすめです。
アンケートサイトinfoQが20歳~49歳の女性3,267人を対象として2017年に行った「あなたは何フェチですか?」という調査によると、1位の回答は「手フェチ」。
女性は男性の「手」に色気を感じていることがわかります。
男の色気は細部にあらわれるもの。指の先まで気を抜かずにメンテナンスしましょう。
参照元:「あなたは何フェチ?」女子は男子のどこに萌えるのか?(https://for-real.jp/archives/1656)
スーツを着こなす
スマートにスーツを着こなすのも色気のある男の特徴。とはいえ、スーツは凝り出すと際限なくお金がかかってしまうので、できるところから始めましょう。
スーツを選ぶ際に重要なのは「サイズ」。特に肩のフィッティング具合にはこだわりましょう。「スーツは肩で着る」という言葉もあるくらい、肩のかたちは大切なのです。
もしどんなカラーのスーツを購入すべきか迷ったらまずは「ネイビーのジャケット」から入手しておくのがおすすめ。
スーツだけでなくジャケパンスタイルにも使いまわせ、色気のある男を目指すならマストの一品です。
小物にはこだわりを持つ
腕時計や財布など、日常的に使う小物を選ぶ際には「一貫性」を意識するのが大事。
小物選びの基準はブランドやデザイン、カラー、材質などさまざまです。
どれを基準にしても問題はありませんが、基準自体がブレてしまうと「こだわりのない人」「自分の好みがない人」と思われてしまいます。
「自分はこういう小物が好きなんだ!」というこだわりを持ち、一貫性のあるセレクトを心掛ければ、小物もあなたの色気に一役買ってくれるでしょう。
色っぽい男の内面
上っ面だけの男に、本物の色気をかもしだすことはできません。次は色っぽい男の内面的な特徴を見ていきましょう。
謙虚さ
色気のある男性の根底には「謙虚さ」があります。ムリに色気を出そうとすると、ぶっきらぼうな態度を取ったり強引に女性をリードしようとしたりして、「単なる自己中」になりがち。
大切なのはさりげない優しさで相手の素顔を引き出すことです。筋の通った態度はキープしつつも自己主張を押さえ、相手を立てる役回りに徹しましょう。
自分ファーストにならない細やかな気遣いが、あなたの色気を際立たせます。
レディーファースト
女性をスマートにエスコートするのは色気のある男性のキホン。ここで気を付けたいのは「女性だから気遣ってあげている」という雰囲気を出さないことです。
ジェンダーフリーが浸透しつつある世の中では、「男と女の違い」を過剰に意識した振る舞いはかえって不快に思われます。あくまで謙虚に、当然のこととしてレディーファーストを実践すべきなのです。
とはいえ、女性に慣れていないとどうしてもレディーファーストな行動に緊張してしまいますよね。
まずは「ドアを開けて先に女性を通す」といったカンタンなところからチャレンジしてみましょう。
街コンや合コンなど、多くの女性と接するイベントで練習して自然なレディーファーストを習得するのもおすすめです。
落ち着き
色気のある男性はどんな時でもあわてません。
追い込まれた状況でも、余裕のある態度で冷静に判断します。落ち着いた態度を身に着けるにはなんといっても「経験を積むこと」。
多くの女性と会話をしたり一緒に行動したりして、経験値を積みましょう。
「男の色気は30代以降にあらわれる」という話もありますが、大事なのはただ年齢を重ねることではなく、充実した経験です。
「経験を積むにも、女性の知り合いがそもそもいない…」という方は、街コンや友活イベントなどに参加すればコミュ力を鍛えることができますよ。
色気のある男は絶対にしないNG行為
「自分には色気がある」と勘違いしたり「セクシーとよく言われる」と真に受け過ぎたりしているイタイ男がやりがちなNG行動をまとめました。
本物のセクシーさ、色気を身に着けるためにも、やってはいけない行動を押さえておきましょう。
ひたすら自分が話す
「自分は話がうまい」と思い込んでいると、相手をよろこばそうと自分の話ばかりしてしまいます。
すると相手からは「ぜんぜん私に興味がないんだな」「自慢話ばかりで萎える…」と思われてしまうでしょう。
基本的に聞き役に徹して、会話が途切れたときには相手の話しやすい話題を提供するのが無難です。
また、自分の知らない話題になったらいつも以上に「へー、そうなんだ!知らなかった、教えてくれてありがとう」と前のめりに聞くこと。
謙虚な聞き役からは【余裕のあるオーラ】が生まれ、それが色気へとつながります。
やたらと筋肉をアピールする
「女性は筋肉が好き」という先入観から、自分の筋肉をやたらとアピールするのもNG行為。女性が好きなのは筋肉そのものではなく、好意を抱いている男性の筋肉です。
好意を抱いてもらう前から筋肉だけアピールしては逆効果。
女性側もあなたを傷つけないよう「すごーい!」「マッチョですね!」と反応してくれるかもしれませんが、内心は「面倒くさい」「セクハラ」「別に触りたくない…」と思っています。
無理に筋肉に触らせようとするなら、男の色気どころか、最早ただのセクハラになりかねません。
鍛え上げた筋肉は自分からアピールするものではなく、周りに「あれ?あの人意外と鍛えているんだ…」とさりげなく気付かせてこそのものだと知りましょう。
常に無表情
「色気のある男」=「クールな男」と考えてひたすら表情を消してしまうのはNG。
落ち着いた大人の雰囲気を演出するのは大切ですが、相手が不安になるくらいの無表情・無反応では会話を楽しんでもらえません。
静かに相手の話を聞きつつも、おもしろいところでは子どものように無邪気に笑い、辛い話では共感して辛そうな表情を出す。
少ない口数と豊かな表情で相手の話を引き出せるのが色気のある男なのです。
すべてを恋愛の文脈で受け取る
「色っぽいですね」女性にほめられるとすぐに「俺に気があるに違いない」と思い込んでしまうのも、やりがちなNG行為です。女性は色気を感じても、すぐさま恋愛感情に結びつけるわけではありません。
「色気がある」とほめられたからといってグイグイ相手に言い寄ってしまってはせっかくの色気が台無しです。
ほめてもらった点については素直に「ありがとう」と受け取りつつ、徐々に相手の好感度を伸ばしていきましょう。余裕のある落ち着いた態度が色気を持続させるポイントです。
まとめ
男の色気は1人で出せるものではありません。
色気を感じ取ってくれる相手があって初めて成立します。細やかな気遣いこそが「男の色気」の肝であるのもそれが理由です。
自分1人で家にこもって色気に磨きをかけるのは限界があります。
まずは多くの出会いがある街コンや合コン、イベントなどに参加して、自分の色気に対するまわりの反応をうかがってみては。
相手の反応を反省材料に小まめにPDCAをまわしていけば、短期間に「色気のある男」になれること請け合いです。
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