【恋は盲目】の意味知っていますか? 古今東西の恋愛ことわざ

街コンレポート_英文で書かれた本

目次

シェイクスピアの格言「恋は盲目」 日本のことわざでいうと?

恋に落ちると、理性や常識を失ってしまうことを「恋は盲目」といいますが、この言葉は、かの劇作家・シェイクスピアの格言のひとつ。

シェイクスピアの著作『ヴェニスの商人』に登場するジェシカのセリフが由来となっています。

つまり日本で誕生した言葉ではありません。しかし、似たようなことわざは日本にも存在します。

「恋は盲目」は英語で「Love is blind」。

全文は

Love is blind, and lovers cannot see the pretty follies that themselves commit.

なので、略されて広まっております。正確には「恋は盲目で、恋人たちは恋人が犯す小さな失敗が見えなくなる」だそう。

恋や愛をテーマにした作品を多く発表したシェイクスピアならではの「恋をすると相手の欠点や犯罪さえ愛おしくなる」という意味が込められているようです。

日本のことわざで似たような意味を持つのが「痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」。

「あばた」というのは、天然痘という病気が治った痕のことで、皮膚にぶつぶつと小さなくぼみが残るのですが、恋をした相手ならば、顔に残る病のあとも、笑顔の際にできる「えくぼ」に見えるといった意味となります。

また、日本には「逢いたいが情、見たいが病」という似たような言葉があります。

これは、恋をすると相手への想いが強くなり、沸き起こる「会いたい」「ひと目見たい」という激しい感情が抑えられないという意味。「恋は盲目」と同じく、恋の病に支配されている状態を表しています。

ちなみに、中村春菊氏の同名漫画を原作としたTVアニメ『純情ロマンチカ』の第3期、第10話のタイトルも「逢いたいが情、見たいが病」。

このアニメは、「二度あることは三度ある」「百聞は一見に如かず」「青天の霹靂」など、タイトルのすべてに格言やことわざを用いているため、言葉の勉強にもなって面白いですよ。

昔の人の恋愛に共感! 古くから伝わる恋にまつわることわざ

古くから伝わることわざの中には、恋や愛にまつわるものがたくさんあります。

昔作られたからといって、現代に通じないということはなく、むしろ共感できるものばかり。

昔の恋愛も今の恋愛も、パワーが湧いたり、切なくなったりするということがよくわかります。ちょっと見てみましょう。

「愛、屋烏(おくう)に及ぶ」

人を愛すると、その人の家の屋根にとまっている烏(からす)にまで愛情を感じるようになるという意味です。

つまり、愛する人ができると、その人に関係するあらゆるものにも愛情を感じてしまうということ。確かに、好きな人の持ち物を愛おしいと思うことってありますよね。

「恋は思案の外」

男女の愛や恋といったものは、常識で説明できないという意味。

「思案」とは、思慮分別のこと。つまり恋に落ちると、相手のことしか見えず、分別がなくなり非常識な行動をとってしまうということです。

駆け落ちや、不倫といったことも当てはまりますね。恋の力が人をなりふり構わなくさせてしまうのは今も昔も変わらないようです。

「惚れて通えば千里も一里」

好きな人に逢いに行くのに、どんなに遠くても短く感じるという意味です。

千里は約3900キロあり、遠いことの例えとして古くから使われていました。それほどの長さが一里(約3.9キロ)に感じるとはまた極端な気もしますが、好きな人に会いたい強い気持ちを表していますよね。

このことわざのあとに「会わずに戻ればまた千里」なんて続けても言うそうです。切なくも、洒落たことわざですよね。

今も昔も考えることは同じ? 色恋にまつわることわざ

どれだけ科学が進んでも、色恋に関しては今も昔も考えは変わらないもの。

恋に関することわざを読んでいると、現代との違いの無さに思わず笑ってしまうことも。今回はおかしくてクスッとくることわざをご紹介します。

「夜目遠目傘の内」

女性は夜見たとき、遠くから見たとき、傘の内から顔がチラッと見えたときにより美しく見えるという意味。これには是非「うしろすがた」も付け足したいところです。後ろ姿で美人だと思って、追い越して振り返ってみると…なんてことはよくあります、よね?

「手が入れば足も入る」

女性が体の一部分でも愛撫を許すと、なし崩しにすべてを許してしまうという意味です。

女性への戒めですが、男性には、「第一段階をクリアしてしまうと後はOK」という言葉ともとれるかも。

「貞女立てたし間男したし」

女性は貞操を守ろうと務めるもの、でもその一方で、浮気をしたいという思いに心が乱れるさまを言います。

昔の女性は奥ゆかしいお堅いイメージですが、まさかそんな欲望を抱いていたとは!?  何だか親近感が湧いてしまいます。

「添わぬうちが花」

いったん家庭を持ってしまうと相手の欠点が目につくので、一緒になる前が一番楽しいということ。

フランスの画家フランシス・ピカビアは、「結婚は悪魔の発明」だと言っています。古今東西の真理かもしれません。

愛は小出しにせよ!? 古くから伝わる恋愛にまつわることわざ

人は昔から恋に悩み、色々なことを学んできたようで、古くから伝わる恋に関する“ことわざ”が沢山あります。

いま恋愛をしている人もそうでない人も、きっと先人の恋愛に共感できる部分や、気づかされることがあるはず。ではいくつかご紹介しましょう。

「いとしけりゃこそ、しとと打て」

本気で愛しているから、相手の裏切りが非常に腹立たしく、強く打たずにはいられないという意味。また、愛している相手には良くなってほしいので強く打ち、反省させるという意味もあります。気持ちはわかりますが、どんなに愛が強くても暴力はいけませんよね。

「一押し、二金、三男」

女性にアプローチして手に入れるために必要なのは、第一に押しの強さ、第二に経済力、ルックスはあまり問題ではなく三番目くらいだ、という意味です。

これは、どうでしょう?  現代だと“一金”となりそうな気がしなくもないですね。「イケメンだったらお金は無くてもいい!」そんな声も聞こえてきます。

「愛は小出しにせよ」

激しく愛すると長続きせず、細く控えめに愛することが長続きの秘訣だという意味です。

確かに長く激しく愛するってかなりエネルギーが要りそう…

「もっとラブラブしたいけど物足りない」くらいがちょうどいいということでしょうか。先人の知恵、勉強になりますね。

「色好みの果ては怪しき者にとまる」

女性にあれこれ注文をつけて選り好みすると、最終的に変なつまらない女性と一緒になるという意味。

異性に対するこだわりが強すぎるのも考え物ということでしょうか。

先人の恋愛テクニックも垣間見える 恋にまつわることわざ

恋する人の心理や、恋するゆえに起こす行動など、案外今も昔も変わらないもの。昔の人が考えた恋にまつわることわざの中には、つい私達も“あるある”と思ってしまうものがあるんですよ。

いくつか見ていきましょう。

「お医者様でも草津の湯でも惚れた病はなおりゃせぬ」

草津の湯は日本の三名泉の一つ。様々な効能があるので、ここでは病を治す温泉の代表として使われています。

意味としては医療にかかっても、名泉につかっても恋わずらいは手の施しようが無いということ。恋の威力を表していますよね。

「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」

口であれこれ言う人よりも、口に出さない人の方が、胸のうちで深く思っているという意味。

大きな音で鳴くが光りはしない蝉と、鳴きはしないが光っている蛍を、恋する人に当てはめて、上手くいかない恋心を歌った都都逸が元だそうです。洒落た例えですよね。

「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」

何事も経験してみなければわからないので、やらずに否定するべきではないという意味。もともとは、人に結婚を勧めるようなときに、「一緒になってみないと相手の人柄のよさはわからないよ」という意味で使ったとか。

「将を射んと欲すればまず馬を射よ」

落としたい相手がいるときは、ダイレクトにその人にアプローチするのではなく、その人が信頼を置いている周りの人の心を掴めと言う意味。まずは周りから固めていく、なんていう恋愛テクニックをよく聞きますが、昔から使われてきたテクニックだったんですね。

先人の失敗や経験から学ぼう! 恋愛にまつわることわざ

恋は盲目とはよくいったもの。

恋は人を狂わせるほど熱くしますが、マイナスの側面があるのも事実です。今回はそんなマイナス面にスポットライトを当ててみましょう。

昔の人も考えることは同じ。反面教師として参考になることがあるかもしれません。

「思う仲には垣をせよ」

「垣」は垣根を意味します。いくら親しい間柄でも、礼節を忘れてはならないということですね。

相手のことを尊重し、余計な口出しをしないことが恋愛を長続きさせるコツなのかもしれません。

「恋人の眼に西施あらわる」

西施(せいし)とは中国四大美女の内の一人のこと。四大美女の他の三人には、あの有名な楊貴妃や三国志演義に登場する貂蝉(ちょうせん)もいます。

恋をした人の目には、相手のことが西施のような美人に映ってしまうという意味ですね。「首ったけ」な時ほど冷静に。

「思う仲に公事さすな」

「公事」とは裁判のこと。愛する人だからこそ、その気持ちが憎悪へと変わってしまうことも。

それでも、もめごとを裁判にまで持ち込んではならない、という戒めです。確かに離婚裁判を筆頭に、男女の裁判といえば泥沼のイメージがありますよね。

「出雲の神より恵比寿の紙」

「出雲の神」は出雲大社の縁結びの神様のこと。「恵比寿の紙」とは、「恵比寿の神」を紙幣を表す「紙」にかけたもの。

つまり、色恋よりもお金が大切という意味。恋愛に一番大切なのは、今も昔もやっぱりお金なのでしょうか…。

大切なのはやっぱり見た目とお金!? 恋にまつわる先人のことわざ

古き良き時代の男女は、何を基準に恋人を選んでいたと思いますか?

もちろん、今よりも純粋だった人々は清き心で… なんてことはなく、やっぱり外見や金銭面で恋人を選んでしまい失敗したということが多かったようで、その教訓は色々な“ことわざ”にも残されています。

先人たちが築いた、恋にまつわることわざをちょっと見てみましょう。

「顔に似ぬ心」

美しい顔立ちをしている人の中にも冷たい人はいるものです。また一方で、鬼のような顔をしていても心根は温かい人もいることから、容姿と中身は必ずしも一致しないという意味です。勿論、美しくて心が温かければ最高なんですけどね。

もしかして美人にアプローチして、冷たくあしらわれた先人が考えたことわざかも!?

「器量は当座の花」

花は移ろいやすく、すぐ枯れてしまうもの。

人間も花と同じで、若いころはあんなに美しかったあの人が、年齢を過ぎれば顔や体が衰えて枯れた花になってしまう。

女性を選ぶときは外見ではなく、決して移ろうことのない内面で選ぼうという意味です。やっぱり誰しも外見から入ってしまいがちですが、人生を共に歩むパートナーを選ぶのなら、中身を重視していきましょう!

「愛想づかしも金から起きる」

女性が男性に愛想を尽かす原因のひとつとして、お金の問題が大部分を占めるという意味。

お金がなくなった途端に愛情がなくなるというのも悲しい話ではありますが、やっぱりあるにこしたことはありませんよね。愛想を尽かされないよう、今からガッポガッポ稼いでみたいものです。

「あの人、秋の扇らしいよ」 絶対に言われたくない恋愛にまつわることわざ

恋愛にまつわることわざは数多くありますが、中には絶対に言われたくないようなものも…。

そこで今回は、男性にフラれた経験がある女性にとって、非常にグサッとくることわざを紹介していきましょう。

「秋の扇」

夏の時期は暑さを凌ぐために重宝されるというのに、暑さが和らいだ秋になると、急に不要の長物となってしまうのが扇。

「秋の扇」とは、愛が薄らいでしまい、男性に見捨てられてしまった例えです。扇というと古臭いので、もし現代で言い換えるならば団扇(うちわ)、扇風機でしょうか。応用すれば、「春のこたつ」「春のストーブ」でもいけそうですね。とにもかくにも、言われたくないことわざです。

似たようなことわざに「秋風が立つ」「団雪(だんせつ)の扇」があります。

順に紹介しますと、「秋風が立つ」が「男女間の愛情が冷める」こと。

「団雪の扇」が「男性の愛を失った女性、男性に顧(かえり)みられなくなった女性」。

ことわざとはいえ、心ない言葉に感じてしまいますね。

何が悲しいって、こういうことわざのほとんどが、女性が被害者かのようにいわれてしまうところ。しかし、いま以上に男尊女卑が強かったであろう遥か昔に作られたことを考慮すると、仕方のないことなのかもしれません。

古今東西普遍のもの!?  世界の恋愛に関することわざ

恋愛に関する思いは古今東西普遍のものです。

日本には恋愛に関して様々なことわざがありますが、それは他の国も同じです。今回は外国に目を向けて、その詩的で味わい深い言葉をいくつかご紹介します。

「愛は時を忘れさせ、時は愛を忘れさせる」

ドイツのことわざです。愛し合っているうちは、一緒にいる時間があっという間に過ぎますが、長いこと一緒にいると愛が薄れてしまうということですね。

恋愛結婚した夫婦が熟年離婚、なんてこの典型ですかね…。初心をいつまでも持ち続けたいものです。

「愛はガラスのようなものだ。いいかげんにつかんだり、しっかりつかみすぎたりすると割れる」

こちらはロシアのことわざ。愛の繊細さが言い表されています。

軽すぎても、激しく求めすぎてもいけないのですね。考えさせられます。

「月と恋は満ちれば欠ける」

ポルトガルのことわざです。月の満ち欠けのように、恋も隆盛の後には衰退、破局が待ち受けているということ。

西洋では、「別れることがなければ、めぐり逢うこともできない」とも言いますので、失恋してもめげずに次に進みましょう。

「恋する者には、薔薇の花も刺が無いように見える」

こちらもドイツのことわざ。日本にも前述した「惚れた目には痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」、「愛してその醜を忘る」という言葉があります。

やはり世界中どこでも、恋は人を盲目にさせるようです。

別れたとたんこみ上げる恋しさ…昔の恋の苦悩が垣間見える 恋に関することわざ

冷めてしまった恋人と別れたとたん、恋しさがこみ上げてくる。

遠距離恋愛になったとたんお互いのことをあまり考えなくなってしまう…なんてよく聞く話。

実はこれらは、昔の人が考えたことわざの内容にも現れています。

古くから繰り広げられていた、今と変わらぬ恋愛模様をことわざから覗いてみましょう。

「恋の山には孔子(くじ)の倒れ」

孔子とは中国の哲学者で儒家の始祖であり、このことわざでは聖人の代表として使われています。

意味としては、聖人君子でさえ色恋に迷うことがあり、過ちを犯すことがあることを表しています。

確かに身分が高くても立派な人でも、時々恋によって身を持ち崩す人っていますよね。

「遠くなれば薄くなる」

仲が良くても遠く離れてしまうと、情が薄くなり親しみや思いやりなどもなくなってしまうという意味。

遠距離恋愛の最中の人には辛いことわざですね。

でも昔と違ってネットもありますし、飛行機や新幹線ですぐ会えますから、遠距離恋愛中のカップルはことわざに負けず頑張って!

「無くてぞ人は恋しかりける」

一緒に暮らしたり、身近に付き合っていたときはそれほどに思わなかった相手が、別れたり、死別したりでいざ会えなくなると、恋しくなるという意味。

確かに長く付き合って空気のような存在になってしまった恋人でも、別れたとたん大切さに気づくなんていう話、よく聞きますよね。

別れるときは慎重に!

恋愛にまつわることわざ、いかがでしたか?

古くから世界中の人間は恋愛を楽しんできたことが解りますね。

最後に私が一番好きな恋愛にまつわる格言を。

恋をすることは苦しむことだ。
苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。
でもそうすると、恋をしていないことで
また苦しむことになる。
ウディ・アレン

恋をしましょう!!

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