はじめての2人暮らし、結婚生活に必要なお金はいくら?

街コンレポート_タブレットをのぞき込みながら話し合うカップル

「結婚生活を送るにはどれくらいのお金が必要なのか」という疑問は誰もが考えるもの。こちらのページでは、結婚生活に必要なお金やお金の管理方法などをまとめました。結婚生活のお金に不安のある方は、是非参考にしてみてください。

2人の生活費の平均は月20~25万円

1ヵ月あたりの生活費を尋ねたところ、「20~25万円未満」が34%で最も高く、次いで「15~20万円未満」が24%、「25~30万円未満」が17%で続く。平均は22.0万円となった。

引用元:ゼクシィ新生活準備調査2016 報告書PDF(http://bridal-souken.net/data/trend2016/XY_ML16_report.pdf)

ゼクシィ新生活準備調査によると、結婚生活の生活費の平均は22万円。住んでいる地域にもよりますが、一人暮らしの平均的な生活費は18~20万円なので、2人暮らしのほうが安上がりになるようです。

ここで1人暮らしと2人暮らしの生活費の内訳を見てみましょう。

1人暮らし
家賃 5~6万円
食費 4万円
水道光熱費 0.8万円
通信費 0.7万円
保険料 1.5万円
交際費 3万円
その他(洋服・散髪・交通費) 3万円

引用元:総務省統計局(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20170&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330022&tclass3=000000330023&stat_infid=000031673522&result_back=1)

2人暮らし
家賃 7万円
食費 4.1万円
水道光熱費 1万円
通信費 1万円
保険料 2万円
交際費 3万円
その他(洋服・散髪・交通費) 5万円

引用元:新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)(http://bridal-souken.net/data/trend2016/XY_ML16_report.pdf)

家賃は一人暮らしの時と変わらないか少し高くなるぐらい。2人暮らしで高くなるのは水道光熱費ですが、2人で割れば割安になっています。交通費は住んでいる場所や勤務している会社への距離で大きく変わりますが、2人暮らしになるからといって高くなることはないようです。

車を持っているとプラス1万円

車を持っていると、生活費に自動車税・自賠責保険・車の維持費・駐車場代がプラス。もし軽自動車を所有しているのなら、年に以下の出費が考えられます。

  • 自動車税:約0.7万円
  • 車検(2年に1回):5万円
  • ガソリン代:6万円

ガソリン代は中都市のものを参考にしていますが、通勤先が遠い場合はガソリン代が高くなるものと考えてください。表は年のものなので、月に換算すると約0.97万円。よって、夫婦のどちらかが車を持っている場合の生活費は23万円、両方とも持っている場合は24万円ほどになります。

結婚を機に引っ越しをしたらもっとかかります!

結婚前から同棲していた・夫か妻の実家で同居する場合は、上記の生活費で十分ですが、夫婦で新居に引っ越す場合はさらにお金がかかります。家具家電付きでないまっさらな新居に住むなら、新しい家具・家電や引っ越し代、敷金礼金などが必要です。

お金はかかるものの、新しい生活への期待をしながら買い揃えるのも楽しいですよ。

インテリア・家具

タンスやクローゼットなどの収納道具、ベッドや机などのインテリアは住むうえで必須なアイテムです。平均的には40万円ほどですが、家族から譲り受ける・格安家具を購入することで安く抑えられます。

家電製品

冷蔵庫、掃除機、炊飯器など生活をするために必要な道具です。こちらは家電量販店で購入するのが一般的で、37万円ほどかかります。安く抑えたい場合はネットオークションやリサイクルショップで掘り出し物がないかチェックしましょう。

引っ越しにかかる費用

引っ越し業者に頼む場合は6万円~6.5万円ほどかかりますが、引っ越しのシーズンである3~4月には6.5万円~10万円ほどに増額。安く済ませるためには、引っ越しシーズンを避けたり、自分で車を使って荷物を運んだりすると良いでしょう。

結婚から2~5年後に必要になるお金は?

結婚から2~3年経つと妊娠・出産を迎えて子ども中心の生活に変化します。生活の変化で生活費も変わるので、どの出費が増えるのかチェックしておきましょう。また、妊娠・出産時のお金もリサーチしておくと、どれくらい貯金しておくべきか目標を立てられますよ。

妊娠・出産にかかるお金

厚生労働省の「全国の平均的な出産費用について」によると、平成28年度の入院料や室料差額、分娩料などの平均は以下の通りです。

出産費用
入院料 11万円
室料差額 1.6万円
分娩料 25.4万円
新生児管理保育料 5万円
検査・薬剤料 1.3万円
処置・手当料 1.4万円
産科医療保障制度 1.5万円
その他 2.8万円

引用元:厚生労働省PDF(https://www.kokuho.or.jp/statistics/birth/lib/h28nendo_syussan1-4.pdf)

妊婦が負担する金額は、合計約50万円となります。出産にかかるお金は都道府県や地域によっても変化するので、出産を考えている場合は地域の出産費用について調べてみると良いでしょう。

出産費用以外にも、生まれてくる子どものための衣料品や通院の交通費などの出産準備費で約16万円、妊婦の健診費で約1万円かかります。

子ども1人につき生活費が月3万円増!

子どもが生まれたら家を出ていくまで生活費がかかります。将来的に子どもを考えているなら、出産費用にプラスして子どもの生活費を考えておきましょう。

平成20年に行われた労務安全情報センターの標準生活費によると、子どもが1人増えるごとに生活費が約3万円増えていくのだとか。主に増えているのは、水道・光熱費や雑費、医療費です。子どもが大きくなれば食べる量も増えるので、食費も増加。私立の学校に通わせるのなら、学費も用意しておきましょう。

雑費

オムツやおもちゃ、衣類などが雑費に当たります。子どもが生まれたばかりだと使い捨てのオムツや、いずれは使わなくなるベビーカーなどを購入しなくてはいけないので、1番の出費になってしまいます。

どうにか節約するため「子どもの成長が早いから、わざと大きめの靴を買った」という方もいるようですが、サイズが合わない衣類はケガの要因になります。使い回せるものは、おさがりをもらう、フリーマーケットアプリで手に入れることで節約しましょう。

水道・光熱費

子どもができる前に共働きしていた場合は、妊娠すると家にいる時間が増えるので光熱費がアップします。また、子どもが生まれたばかりだとエアコンをつけて室温を調整することも多々あるので、料金が上がってしまうそうです。

子どもが大きくなると学校に通いはじめ、共働きができるようになり、家の電気を使う時間が少なくなります。妊娠時・子どもが小さい時期だけアップすると考えてよいでしょう。

食費

1歳までは食べる量も少なく、ミルクや離乳食なのであまりお金がかかりません。しかし小学生ほどになると、1人分の食事を食べるので、その分食費がかかります。子どもが男の子なら、中学・高校時代は食べ盛りなので食費が増加するでしょう。

格安スーパーで食材を購入する・なるべくお腹にたまるものを食べることで節約できますよ。

医療費

子どもの状態に左右される医療費。体が丈夫な子どもなら病院に行く回数が少なく医療費はそこまでかかりませんが、ぜんそくやアトピーをもっていると病院に頻繁に行く・薬を定期的にもらうことでお金がかかってしまいます。

また母親も、出産による体調の変化で病院に行く回数が増えることも。子どもを産む前には考えにくい出費ですが、万が一に備えてお金を準備しておくと良いでしょう。

結婚生活のお金管理は一緒にしたほうがいい?

結婚生活の中で、お財布を一緒にするか・別々にするかは重要なポイント。一緒に住んでいるからといってお金の管理を一緒にする必要はありません。それぞれのメリットを踏まえて、二人で話し合ってみてください。

お金の管理を一緒にするメリット

2人の支出内訳がわかる

お金の管理を一緒にすると支出の内訳がオープンになるため、何にお金を使ったかが一目瞭然になります。

お互いの支出が不透明だと「いつの間にか要らないものを買っていた!」と夫婦喧嘩に繋がってしまうことも。一緒に管理しておけば、”いつの間にか”の事態も未然に防ぐことができます。

無駄遣いが減る

2人の給料を同じ財布に入れて管理するため、「自分だけのお金じゃない」という意識が自然とわいてきます。実際に2人でお財布を共有している方は、「給料が入ったらそれぞれ1万円で好きな物を買って、残ったお金を2人の生活費にする」「2人の給料をまとめて生活費に割り当てている」という方法をとっているのだそうです。また、「給料=家族のもの」として考えるようになれます。

一緒に生活している実感がわく

お互いの収支を確認して2人の生活費をお互いの給料で支払うことで、「一緒に生活をして生きている」という実感が湧いてきます。たしかに自由に使えるお金は少なくなりますが、お互いに歩み寄って生活していく結婚生活そのものを体験できるのです。

お金を別々に管理するメリット

お金を自由に使える

お財布が別だと何を買っても知られないため、お金を自由に使えます。お金をかけたい趣味がある方にとっては、嬉しいメリットです。

お財布を別にしていても、食費・家賃・貯蓄はお互いに出しあうのが一般的です。食費は妻、家賃は夫という風に独自のルールを決めてみるのもOK。お金を無駄遣いしないように、2人の生活費はどのように分担するか明確に決めておくと良いでしょう。

金銭感覚の違いによる喧嘩が減る

夫婦喧嘩の原因のひとつに金銭感覚の違いがあります。夫婦といえども元は他人なので、感覚を完全に一致させるのは難しいことです。お財布を別にすることで「自分のお金を無駄に使われた」というイライラを抑えられますよ。お金を使うタイミングが違う・どうしてお金を趣味に使ってしまうのかわからないという方はお財布を別々にすると良いでしょう。

金銭的に依存しない

お金を別々に管理することで、金銭的に自立できるのがメリットです。たとえば「彼のほうが高給料で生活費を多く支払っているから、私はあまり強く言えない…」という主従関係になってしまうのを防げます。結婚後はお互いを頼りにできる存在ですが、依存してしまうと良い関係とは言えません。

結婚生活のお金は話し合って決めましょう!

お金は結婚生活に欠かせないもの。2人で生活するのだから、2人で話し合って決めましょう。結婚前に、生活費はどう分担するか・お財布はひとつにまとめるか・月いくら貯金するかの3つをまとめると、結婚後の金銭的なゴタゴタが少なくて済みますよ。

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