避けるのはもったいない?長男との婚活について

親の介護や跡継ぎなど、長男と結婚すると嫁は苦労するとよく聞きます。ですが、それは本当なのでしょうか?実際のところを調べてみました。

結婚相手に長男を避けてしまう理由3選

親戚づきあいや家の手伝いが大変そう

「家の仕事は長男の嫁がやるもの!」という固定観念が、親世代には根付いている印象があるのではないでしょうか。「下の兄弟も、長男がやるものだと思って知らんぷりしそう」と悲観的なイメージもつきもの。さらに「長男とその嫁は、行事には積極参加しないといけないイメージ」も、婚活で長男を避けてしまうポイントなのでしょう。

義理の両親と同居・介護を任されそう

形式上は家族とはいえ、他人に近い義理の両親と同居するだけでもプレッシャーなのに、介護までついてくると気が滅入ってしまうもの。今の彼と一緒にいる幸せと将来の苦労を天秤にかけた時、とても迷ってしまいますよね。そうならないために、最初から長男は避けるケースもあります。

跡継ぎ問題が大変そう

跡継ぎ問題や出産イベント、後者は本当ならおめでたいことですが、跡継ぎ問題がプラスされるとプレッシャーになってしまいます。歴史がある家柄や自営業だと、跡継ぎ問題は更に大変でしょう。家によっては、女の子が産まれると「次は男の子産んでね」と言われてしまう場合があるなど、長男を避ける口実に拍車をかけてしまいます。

本当に長男は避けた方がいいの?

ライフスタイルが多様化し「長男・長男の嫁」が家の全てを背負うといった考えは古いと捉える傾向も、もちろんあります。相性重視で同居を決める家庭も増えてきたようなので、大きな心配はさほど必要ではないのかもしれません。

どうしても不安な時は以下の2点を確認してみましょう

  • 義理の両親と住む可能性はあるのか
  • 跡継ぎの話はでているのか

長男との結婚で一番気がかりなのは、相手の家族とのこれから。上記の問題を確認しておくと、安心できるでしょう。

万が一、同居問題に発展したらどうすべき?

結婚するからには、2人だけの時間も重要ですよね。これからの人生を共にするのですから、あなただけ我慢するのは良くありません。万が一、同居問題に発展した時は、下記の項目を相談してみましょう。

二世帯住宅or両親の家の近くはアリか

これなら「義理の両親の近くにいる」と「夫婦水入らずの時間」、両方を確保できます。相手の両親と一緒に住む目的が、「介護」や「両親に何かあった場合の対処」も含まれている場合、「わざわざ一緒に住まなくてもすぐ駆け付けられる範囲に住む」も選択肢としてアリなはずです。

介護サービスの利用は大丈夫か

介護の役目を背負ったとしましょう。まず、素人だけで介護を行うのは精神的負担は想像以上のもの。プロの力を借りれば、介護の軽減は確実と言って良いです。ただ「介護サービスを利用したい」だけだと、良い印象を与えないかもしれないので、「自分の両親も心配で…」や「自分の力だけでは、安心させられないから」と伝え方を工夫してみるのがオススメです。

長男の嫁のメリットも知っておきましょう!

マイナスなイメージが多い「長男の嫁」ですが、逆に長男を婚活対象にすべきメリットを紹介します。

経済でのメリット:相続で配分が多くもらえる可能性

万が一、長男ということで事業を継いだり・介護をしたりした理由があれば、財産を多く相続できる可能性も。もちろん、相続人の同意は必要です。両親の持ち家であれば、ローンに悩まず済むでしょう。先ほど、家業を継ぐ可能性をデメリットとして提示しましたが、考え方を変えれば通常のサラリーマンより高収入を狙えたり、リストラのリスク軽減になったり、逆に将来の安定を自分でつくれるのもメリットと言えます。

精神的なメリット:上に兄弟夫婦がいないので精神的負担も軽減できる

親戚が一堂に会した時、会う頻度が少ない兄弟夫婦と同じ空間に居続けるのは緊張するでしょう。それが、長男・長女など年上であれば尚更です。長男の嫁であれば、かえって下の兄弟から気を遣われるケースが多く、精神的に安心できます。

人柄のメリットその1:責任感の強い旦那になる可能性あり

幼いころから、弟や妹の面倒を見てきた長男は、責任感が強い傾向にあります。また、下の兄弟のお手本として「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」「下の子に譲ってあげなさい」など、しっかりすることを求められた長男。責任感が養われ、大人になってもその自然に面倒見の良さを発揮してしまうことが多いのだそう。

人柄のメリットその2:気配り上手で一緒にいるのが楽しくなる

下の兄弟の面倒を見てきたためか、気くばり上手な人が多いのも特徴。押しつけがましくなく、自然な気配りをしてくれます。面倒を見る立場にいることが多かったからか、そのポジションに慣れてしまい、逆に面倒を見られるのは苦手な傾向にあるようです。

まとめ

時代とともに生活スタイルは変化しているため、必ずしも長男の嫁全員が苦労するとは限りません。家の事情によっては、次男もしくは三男が後を継いだり、両親の面倒を見たりするケースもあります。「長男」という肩書に縛られず、広い範囲で婚活することをオススメします。

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1 COMMENT

匿名

長男との婚活って事業を継がされそうって意味だと思ってました
今の人はそんなことまで考えるんですねえ
昔は長男、次男ぐらいまでが相続で三男以降になると相続がもらえないから人気がないなんて話ありましたけど。
まあ戦後後の話ですが、時代は変わるんですねえ。
ただ婚活言ってて長男か次男かについて聞かれたことはなかったので
気にする人としない人がいるんですかねえ

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