これでストレスフリー！気分屋さんとの付き合い方

「さっきまでは上機嫌だったのに、今話しかけたら凄く怒っていた！」や「さっきまでの不機嫌さはいったいどこへ？」など、気づけば自分のペースに巻き込んでいる気分屋さん。一番は「関わらない」が最善策ですが、職場や友人だと完全に避けるのは難しいもの。ここでは、少し困った気分屋さんと上手な付き合い方をピックアップします。

気分屋さんの思考とは？

今回のキーマンとなる気分屋さんは、どんな思考回路なのでしょうか？まずは、気分屋さんの、思考を知っていきましょう。

ベースはポジティブ思考

気分屋さんの思考ベースは基本的にポジティブ。明るいときと不機嫌なときの落差があるため、性格をとらえにくいですが明るい方が本来の姿です。ただ、その明るい人が、ふとしたことがきっかけでローテンションになり、このギャップから「気分屋」というレッテルが貼られるのです。

好き嫌いがハッキリしている

気分屋さんは、自我が強く自己主張をしっかりするタイプ。気分屋さんと話していて、気の強さを感じた人も多いでしょう。好きなものには全力で好意を示しますし、嫌なものには「退屈」だと顔に出します。良くも悪くもフリーダムなところが気分屋さんの特徴です。

感情の振れ幅が大きい

大体の人は感情にゆれがあっても、理性で抑えるという選択を取るでしょう。気分屋さんの感情は、1か100かというぐらい波が激しいうえ、自分の本能のままに態度を取るのが特徴です（1か100は大袈裟かもしれませんが）そのときの感情に身をゆだねるため、さっきまでは上機嫌に笑っていたかと思えば、次の瞬間には気分が氷点下以下になっていたりします。

何事も自分が中心思考

気分屋さんの特徴は、とにかく自己中心。自分が原因で相手が振り回されようと気になりません。そもそも自分が他人を振り回していることすら気づいていない可能性も。自分に素直な性格だから、イライラする出来事があれば即態度にあらわれます。こちらが気分屋さんに合わせないと、その場が丸く収まらないのがネックです。

後先考えず行動する

気分屋さんの特徴として、楽観的な思考が挙げられます。基本的にはポジティブシンキングなため、「何とかなるでしょう」精神が働きます。もう少し慎重な性格であれば、思いとどまるのですが、根が前向きな気分屋さんは思ったら猪突猛進です。自分に正直な生き方をしています。

束縛が嫌い

自分の気持ちに正直に行動する気分屋さんは、人から束縛されたり、干渉されたりするのが大嫌い。「アレをしないといけない」「こんなルールがある」など、強制されると反発し、思ったのとは逆の結果になりかねません。我が道をゆくタイプなので、一度「こうしたい！」と思ったら、第三者が軌道修正するのは、ほぼ不可能です。

気分屋と上手な付き合い方6選

職場や友人など、どうしても気分屋さんとのコミュニケーションが避けられない場合、以下の点に注意してみましょう。

無理に相手に合わせない

気分屋さんとの交流がストレスになるのは、全て相手に合わせようとするから。気分屋さんは、自分本位に生きているだけなので、こちらが相手ベースになろうとしているのに気づいていません。気づいたとしても気にしないでしょう。つまり、こちらが気を遣うほど損をするだけ。相手が自然体で振る舞っているように、あなたも自然体で振る舞ってOKです！

相手のことを理解する

特に、気分屋さんが職場の上司だった場合に「相手を理解する」はとても有効です。どんなときに起こりやすく、どんな話題を好んでいるのか。他の人との交流をみて、気分のムラなどの情報を収集するのはアリです。

話しかけるのは機嫌がイイときのみ

気分屋さんが「気分屋」だと言われるのは、楽しいときと不機嫌なときの態度がコロコロ変わるから。落差が激しいだけで、常に不機嫌ではありません。機嫌がイイときは、人当たりが良く、話しかけやすいのも特徴です。なので、会話が必要なときは、上機嫌なときを狙うのがオススメです。

機嫌が悪いときは話しかけない

上機嫌だと人柄バッチリなのですが、機嫌が悪いと「話しかけないで」と冷たく突き放されてしまうことも。気分屋さんは、自分の気持ちに正直なため、不機嫌であれば一発でわかるはず。話し掛けざるを得ない場合は、機嫌が悪いときは話しかけずに後回しにするのがベスト。どうしても急を要する場合は、重要な要件であることを伝え、要件だけ伝えてから去りましょう。