大好きだったはずなのに、付き合って行くうちに彼女にたいして「めんどくさい」と感じる男性は少なくありません。きっぱりと別れられたらいいのですが、好きな気持ちが残っているとズルズルと付き合いが続いてしまいます。
そこで今回は、めんどくさい彼女と別れる方法やめんどくさい言動の裏にある女性の本音について紹介。別れたい方も別れるか迷っている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
なるべく波風立てずに別れるには？
好きで付き合い始めたのなら、別れる時にはどうしたって痛みを伴います。まずはそれを自覚して、そのうえできれいに分かれる方法を考えてみましょう。
一方的な別れ方をしない
なんの前触れもなく別れたいと告げて連絡を取るのをやめたり、露骨に避けたりといった別れ方はできるだけ避けましょう。彼女からしてみれば、理由もわからないまま避けられてしまう状態。自分の何が良くなかったのかがわからないと、すっきりとは別れられません。相手とよく話し合い、きちんと双方が合意したうえで別れましょう。
正直すぎる理由はNG
彼女の他に好きな人ができた、見た目が好みじゃない、体の相性が良くない…など、別れる理由にもいろいろあります。しかし、それを正直に伝えることが良いとも限りません。
好きな人ができた場合は、浮気を疑われてよりこじれるかもしれません。見た目や体のことは、本人にはどうしようもない部分もあります。場合によっては、心を深く傷つけてしまうことも。
理由によっては正直には伝えず、優しい嘘を考えてみましょう。
喧嘩きっかけで切り出さない
喧嘩のあとはお互いに気持ちが高ぶっていたり、落ち込んだりしているもの。そこで別れ話を切り出してしまうと、冷静な判断ができなくなってしまいます。カッとして、心にもないことを言ってしまう・言われてしまうかもしれません。
楽しかったお付き合いの期間の終わりとしては、寂しく虚しい結果にもなってしまいます。別れ話を切り出して喧嘩になってしまったときは、クールダウンするために距離をとるなどして落ち着きましょう。
別れることについて考える時間を設ける
あなたは別れたいと思っていたとしても、彼女はそうではないかもしれません。そのため、じっくりと話をする機会を設ける前に、別れたいということだけ伝えて考えをまとめてもらう時間を作るのです。ポイントは、別れる意思が固いと伝えること。あなた自身に復縁の可能性がないのなら、彼女に余計な希望は持たせず、別れた後のことを前向きに話したい、と伝えるのが大切です。
本番の話し合いまで時間を置くことで、お互い冷静に話し合えるでしょう。
記念日や思い出の場所は避けて切り出す
二人の思い出が多い日や場所は、別れたあとにも意識してしまうもの。そのため、楽しい思い出を悲しい思い出で上書きしないように別れ話は切り出しましょう。例えば、告白した場所や二人で良くいくレストランなどです。
同棲している場合は、別れたあとにお互いが家を離れるならよいのですが、片方が残る場合は家以外の場所で話し合うのがおすすめです。
彼女のココがめんどくさい！を集めてみました
どういった言動がめんどくさいと感じるのか、よくあるめんどくさい彼女の言動をまとめてみました。
束縛がきつくてめんどくさい
LINEの返事はすぐ返さないと浮気認定、会社や友人との飲み会に女性がいると怒るなど、彼氏に対する束縛がきつい彼女をめんどくさいと感じる男性は少なくありません。
付き合い始めの頃は、「ヤキモチ焼いてかわいい」と思えていたことも、プライベートや仕事が思うように進められなくなれば、どうしたってめんどくさい彼女と思わずにはいられないもの。加えて、やめてほしいと伝えていても改善が見られなければ、別れたいと思ってしまっても仕方ないことでしょう。
感情の起伏が激しくてめんどくさい
喜怒哀楽の感情が素直に出るタイプは、プラスの感情のときは良いのですがマイナスのときが大変です。ちょっとしたことで、怒られたりなじられたりする他、この世の終わりのように落ち込まれたりします。
ネガティブな言動は、それを見ているだけでもげんなりしてしまうものです。
また、女性は基本的には察してほしいタイプが多いとされています。男性からすれば、何が地雷かわからないまま感情をぶつけられるので、「めんどくさい」となってしまうのです。
自分が一番でワガママなところがめんどくさい
彼女からすると甘えているのかもしれませんが、度を越すとめんどくさいだけですよね。一人でいたいのにくっついてきたり、夜遅いのに会いたいと呼び出してきたりと、付き合い始めの頃は微笑ましく「こいつは俺がいないと」と尽くしていた男性も、頻度が高いと疲弊してしまいます。
特に、社会人の場合は仕事を優先させる場面も多いことから、わがままに付き合っていられないこともあるでしょう。頻度が高ければ高いほど、めんどくさい彼女と言えます。
価値観が合わないし合わせようともしない
価値観は人それぞれのため、恋人同士でも多少の「合う・合わない」は当たり前です。趣味や将来の考え方、金銭感覚など、将来的に同棲や結婚を考えたときには、価値観の擦り合わせが必要です。
彼女が自分と違う価値観を持っていて、こちらは相手の価値観に譲歩しようとしているのに、相手が考えを曲げないタイプだと衝突が増えてめんどくさくなります。
頭の回転速度があわない
片方の頭の回転が速く、片方が遅い場合に、話がかみ合わない・説明してもなかなか伝わらないといったことが起こります。頭の回転については、どちらが良い・悪いではなく、会話していても噛み合わずに疲れてしまうのが問題です。
説明上手になる、聞き上手になるなど、話す・聞く力のスキルアップで解決できるかもしれませんが、時間がかかります。楽しい時間を共有したいのにできないもどかしさから、やがてめんどくさくなってしまうのです。
メンヘラ化が激しい
今すぐ会ってくれないと死ぬ・私がいなくてもいいんだ、のように自分の命を盾にして要求してくるのがメンヘラタイプです。また、彼氏がいるのに求められると他の男性と肉体関係を持ってしまうことも。
やめてくれと言えば一時的にはそういった言動は収まるものの、繰り返すことが多いのが特徴。また、人によっては要求がエスカレートして行くこともあります。相手を傷つけずに別れる方法を探すうち、ずるずると関係が続いてしまうめんどくさいタイプです。
めんどくさい言動の裏には何がある？考えられる原因とは
めんどくさいと言われる彼女の言動には理由があることも。ここからは、どうしてめんどくさいことをしてしまうのかリサーチしたことをまとめてみました。
ホルモンバランスが乱れたら自分ではコントロールが難しい
女性の体は1ヶ月の中でも大きく変化。主なものが生理です。
生理中だけがしんどいと思われがちですが、実は生理前後のほうがホルモンのバランスは大きく変わります。「感情の起伏が激しい」タイプは、体内の変化に気持ちがついて行っていないのが原因かもしれません。ホルモン分泌をコントロールできないのと同じで、感情のコントロールも難しいのです。
もし、周期的に彼女の言動が変わる時は、生理などの影響がないか聞いてみましょう。そうだとするなら、婦人科に相談したり、生理前後はちょっと距離を置いたりすることで、良い関係に戻れるかもしれません。
心の傷や発達障害といった問題があるかもしれない
目には見えない障害などが隠れているパターンです。例えば、「価値観が合わない」「頭の回転速度が合わない」のは、相手の考えを想像するのが難しい発達障害の症状が影響している可能性があります。
「メンヘラ」化は、過去などにトラウマがあり、自分に対する感情や考え方などを正しく捉える認知能力が歪んでいる・衰えてしまっている可能性があります。
どちらにしても、一般人が対処できる範囲は広くありません。医療機関をすすめる・一緒に行ってあげるなどして、徐々にお互いの理解を深めて行く必要があります。ただ、難しい部分でもあるので、別れることを選択肢として持っておいても良いでしょう。
めんどくさい彼女と別れる時も大人の余裕を持とう
めんどくさい彼女と別れたいと思う時、自分は被害者のような気持ちなるかもしれません。しかし、そこで被害者という立場になって別れを切り出してしまうと、彼女を非難したくなってしまいませんか。
大変な思いをさせられたのだから、ひとこと言ってやらなくちゃ気が収まらない！という気持ちを抱いてしまうこと自体は、悪くはありません。ですが、そこをぐっと我慢してスマートに別れる方法を探すことで、別れ際のごたごたを最小限に抑えられます。
ぜひ、「損して得取る」くらいの余裕を持って、後腐れの少ない別れ方をしてくださいね。
ただ、ケースによっては今すぐに彼女から離れたほうが良いパターンもありますので、別れること自体をめんどくさがらないように気をつけましょう。