「好き」と「性欲」の違い

ドキドキする男性がいるけれど、その人が好きなのか、一時的な性欲で魅力的に見えるだけなのかわからない。
そんな経験のある女子に向けて、「好き」の行動・思考パターン、「性欲」の行動・思考パターンの違いをまとめています。
好きと性欲の違いの傾向はひとそれぞれ。参考程度にご覧くださいね。

1. 関係性の構築について

慎重に関係を築きたいのが「好き」

パートナー候補として相手を「好き」なら、関係を慎重に構築したい、失いたくないと思うもの。価値観やライフスタイル、家族に対する考え方など、相手のことを焦らずゆっくり知り、少しずつ理解したいという心理が働きます。

いろいろすっ飛ばして結ばれたいのが「性欲」

性欲でひかれている相手には、一日でもはやく彼と両思いになりたい、告白したい、セックスしたいと先を急ぐ思考になりがち。もし先を急いだ結果、相手とうまくいかなくても、心のどこかに「そのときは次を探せばいい」という思いがあるためです。

2. 興味・関心について

知りたい・知ってほしいと思えるのが「好き」

「好き」になると、例え共通点が少なくても、彼の価値観を知りたい、自分の価値観を知ってほしいと思うようになるでしょう。例えば今日どんなことがあったのか、最近何に興味があるのか、同じものを見てどのように感じるのかなど。相手を知りたい、自分のことを知ってほしいと思うなら、おそらくパートナー候補として相手を「好き」です。

共通点は要らないのが「性欲」

「共通点がなくても問題ない」「イチャイチャできればそれで幸せ」という場合は、性欲でひかれている可能性大。はじめのうちはいいかもしれませんが、数カ月たてば話題がつき、熱も冷めてしまうでしょう。

3. モヤモヤや違和感との向き合い方について

きちんと話し合いたいのが「好き」

パートナー候補として相手を「好き」なら、意見がぶつかったとき、モヤモヤすることがあったときに、相手としっかり話し合いたいと思えるはず。これから人生を一緒に歩いていくうえで、臭いものにふたをしても意味がないからです。

面倒だからとスルーしたいのが「性欲」

反対に、金銭感覚、食事の好みや栄養バランス、生活能力、仕事に対する価値観などに違和感があっても、「まあいいか」で済ませてしまう。見て見ぬフリすればいいと考えてしまう。そんな心当たりがあるなら、性欲でひかれているのかもしれません。

4. 連絡が少ないときの感じ方について

相手を信じて待てるのが「好き」

彼の価値観に興味をもち、何を考えているのか知ったうえで「この人だ」と思えるなら、必然的に安心感が生まれます。頻繁に連絡を取り合わなくても、相手のことを信じられるようになるでしょう。

必死になるのが「性欲」

反対に「彼の気を引かなくちゃ!」と必死になる人は、「欲」のほうが強いかもしれません。相手が自分に飽きたらどうしよう、捨てられたくない、心地いい関係性を続けたい、そんな思いが心の奥にあるはずです。好きになると当たり前の感情にも思えますが、「自分」主体の感情が先行して、相手の気持ちを考えられていない方は、性欲に限らず自分の欲望全般に弱い傾向があります。

5. 頭の中を占める割合について

2人の人生を考えるのが「好き」

パートナー候補として相手を「好き」なら、将来的に彼と築いていく未来を考え、仕事や家族、友達関係を良いものにしたいと思えるでしょう。彼の気持ちになって、自分の人生も大切にできる方は、パートナー候補として相手を「好き」な可能性が高めです。

彼以外どうでもいいのが「性欲」

「彼以外どうでもいい」というタイプは、一見するといちずに思えます。しかし、彼の交友関係に口を出したり、自分の生活をないがしろにしたりしがち。心当たりのある方は、「今が幸せならそれでいい」という欲望に流されやすいタイプではないでしょうか?

ずっと一緒にいるために深い関係を築きたいと思えるか

人を好きになったとき、彼と末永く一緒に居られるよう、深い関係を築いていくためのアクションを取る方が多い傾向にあります。
「付き合ってもすぐに冷めてしまう」「長続きしない」という方は、これを機に自分が感じているドキドキが「好き」なのか「性欲」なのか考えながら恋愛してみてください。そうすれば、ずっと一緒に居たいと思える、人として尊敬できる男性に出会えることでしょう。

「深い関係を築けない」=「性欲」というワケではない

「好き」という感情の重さは一概に分類できるものではありません。
「性欲」が入り口で後々「好き」に発展する人もいれば、将来を見据えなくとも純粋に「好き」という気持ちでずっと一緒に居られる人もいます。そういう方々の恋愛をすべて「性欲」に分類する必要はまったくないでしょう。
また、中には生まれ育った生活環境・これまでの人間関係の影響で、深い関係を築くのが苦手な方もいます。そういった方は、少しずつ自分の心の内をさらけ出し、相手の考えや価値観を知ることから始めてみてください。

最後に

「好き」と「性欲」の行動・思考パターンの違いについて解説しましたが、これはあなたの「好き」という感情を否定するものではありません。あくまでも「こういった傾向がある」と捉えていただければと思います。

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